
現在、宮崎県南部にイヌマキの葉を食い荒らす害虫「キオビ エダシャク」が、大発生しております。
お庭の植木は大丈夫でしょうか?ひどい場合は、植木が枯れ死する場合がございますので、発見したら早めの駆除をお勧めいたします。
キオビ エダシャクとはどんな虫?
幼虫はシャクトリムシで、頭、尻及び側面がオレンジ色で、他の部分は灰色と黒色のまだら模様をしています。 成虫は、全体的に濃い紺色で、羽に黄色の帯がある美しい蛾(ガ)で、昼間飛び回ります。 イヌマキの木を揺すると、幼虫が糸を吐いて垂れ下がってきます。 幼虫のみが、マキ科のイヌマキとラカンマキ、ナギの葉を食害します。 その他の樹木や人体に影響はありません。
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キオビエダシャク成虫 | 
キオビエダシャク幼虫 |

◎キオビ エダシャクの年間発生動向
※4月ぐらいから繰り返し発生しますので、数回の駆除が必要になります。
(注意!)薬剤散布は、幼虫の駆除には効果的ですが、成虫、卵及びサナギには効果がありませんのでご了承ください。
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